十二月の花札 「桐(きり)」

師走(十二月)の花札「桐」

十二月の花札は「桐(きり)」です。桐の花札の組は素札3枚ある特殊な構成になっています。「ピンからキリまで」の「キリ=最後」から1年の最後の月である十二月に、キリ=桐が配置されたという説があります。

札の種類
種別(点数)枚数
光札(20点)1
種札(10点)0
短冊札(5点)0
素札(1点)3

桐に鳳凰

光札の1枚で、花札の中で唯一実在しない生き物である鳳凰が描かれています。鳳凰は鳳と凰の1対の霊鳥で、しばしば不死鳥やフェニックスと混同され、また朱雀とも同一される傾向があります。鳳凰がなぜ桐に描かれているかと言えば、鳳凰は地上では梧桐(アオギリ)の枝にしか留まらないと言われるからです。

桐のカス札

黄色に塗られた通称「黄カス」と商標や商品名などが通常記載されている素札が2枚あります。ゲームによっては黄カスを種札(10点)として扱う場合があります。

桐を使った役

桐を使った役としては以下のものが有名です。

五光(ごこう)

光札を全て集めた役です。

松に鶴(20点) 桜に幕(20点) 芒に満月(20点) 柳に小野東風(20点) 桐に鳳凰(20点)

十二月の花札「桐」